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企業ロゴを作る4つのメリットとブランディング効果

ブランド | ロゴ

起業する場合、新しいサービスをスタートさせる場合、さまざまな準備すべきものがありますが、その重要なものの1つに「ロゴマーク」があります。1度作ってしまうと簡単に作り直せるわけではないロゴマーク、大切なものだということはなんとなくわかっているはずですが、名刺など実際に使用するものと比べると、取り急ぎ社名やサービス名をタイピングしただけでもこと足りると思われるかもしれません。

 しかし、それでは大企業が多額の費用をかけてロゴをリニューアルする意味もよくわからなくなってしまいます。かのBBC(英国放送協会)は自社ロゴの作成におよそ180万ドル(約2億1600万円)かけたそうです。そもそも「ロゴ」とはどんな役割をするものなのか、大切なものだと思うけれど、本当に重要なものなのだろうか、そのようなロゴの必要性から考えていきましょう。

企業の第一印象になる|[企業ロゴのメリット1]

『人は見た目が9割』というようなタイトルの本もありましたが、誰かに初めて会った時に第一印象は重要です。もちろんそれがすべてというわけではありませんが、良いに越したことはありませんし、いくら中身が良いと言われても、第一印象が悪いばっかりに中身を知ってもらうというところまでいかない場合もあります。

 企業でいう第一印象とは、なんでしょうか。そこで働く社員(あなた自身)かもしれませんし、オフィスの雰囲気かもしれません。でも、初めてお会いした方とはほぼ間違いなく行うであろう名刺交換で渡された名刺も、第一印象の1つと言えるのではないでしょう。

 その時に単に文字で社名がはいっている名刺と、デザインされたロゴマークが入っている名刺、どちらの名刺が相手の記憶に残るか考えると、後者のデザインされたロゴが入ったものにきまっています。同時に、しっかりとデザインされたロゴマークを使用していることによって、例え企業やサービスがスタートしたばかりのものでも、信頼度がアップするものです。

 まずは企業の第一印象として、ロゴは重要なのです。

自社を覚えてもらえる|[企業ロゴのメリット2]

 会社名を覚えてもらうだけなら、わざわざロゴを制作する必要はありません。会社やサービスのロゴというのは文字ではなく、より記号化したイメージになります。つまりロゴマークがあることによって、単語を覚えるように会社名を覚えてもらうわけではなく、ビジュアルとしてのロゴを見ると「あ、あの会社だ!」とイメージされるようになります。

 多くの同じような商品の中から、実際に購入する商品を選ぶ時に企業ロゴやブランドロゴを見て、「あ、この商品はあのブランドなのか!」とロゴから企業やブランドイメージが連想され、そのロゴが決定要因になったことがある方も多いはずです。

 このわかりやすい例が、多くの方が使用しているiPhoneなどのApple製品です。あのリンゴマークをも見ればそれがAppleの製品であることは一目瞭然にわかりますし、ロゴからブランドイメージである、ハイクオリティで洗練されているという印象から、安心してApple製品を購入しているわけです。

 スターバックスのコーヒー、ハイブランドの洋服なども、まさにそのロゴがついている商品を持っているということそれ自体、つまり所有欲が満たされている部分もあります。それらにもしロゴがなかったら、今のような認知度を獲得し、所有する価値があるものになっていたかはわかりません。

他社との差別化が計れる|[企業ロゴのメリット3]

先述の「覚えられる」ということにもつながる話ですが、あなたの会社やサービスはしっかりと競合他社のとの差別化が計れているでしょうか。自分たちの中では、オリジナリティがあり他社とはちがうと思っていても、そこまで踏み込んで知られる前に、どこの企業も変わらないと思われているかもしれません。

 あなたにとっては特別な会社やサービスでも、一般の人にとっても特別な存在であるとは限りません。そのような問題を解決するのにも、ロゴは役立ちます。世界に1つしかないロゴを制作することは、それだけで他社との差別化になります。まずは選んでもらうためにも、オリジナリティのあるクオリティの高いロゴで差別化することも重要です。

社内のモチベーションも上がる|[企業ロゴのメリット4]

ここまではお客さまやユーザーに対して、ロゴがあることは重要だということを書いてきましたが、内部のモチベーションを上げる効果もロゴにはあります。

 新しく起業した、サービスをスタートさせた際にロゴを作ることで、これからみんなで協力してやっていくぞ!成功させるぞ!というモチベーションにもつながっていきます。そして、そのような共通の目標を持っている社員やメンバーがいる場合に、共通のロゴが入った名刺を手にする、ユニフォームを着るなどして、よりみんなの結束が強くなり帰属意識も高くなっていくはずです。

 同じ方向を向いて進んでいく、という気持ちの共有と方向性を指し示すためにもロゴは有効なものです。

まとめ

今回お伝えしたようなことをしっかりやりましょう!というのが、ブランディングをするということなのですが、そのブランディングの顔とも言える部分がロゴであるということがわかっていただけたのではないでしょうか。

 

多くの有名ブライドや企業が印象に残るロゴを制作しているのは、ブランディングのためです。言葉だけ聞くと難しく感じ、何から始めて良いのかわかりづらいブランディングですが、まずは自分たちの企業を象徴するようなロゴの制作を考えてみる、そうすることによって外側からも内側からも、あなたの企業にプラスの変化が期待できるでしょう。

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